
はじめに
10年後、20年後、この街で、私たちは安心して笑いあっているでしょうか?
少しだけ未来を想像して、問いかけてみてください。
横浜市金沢区・並木。
金沢シーサイドタウンの美しい街並みの中には、温かな人のつながりがあります。
しかし一方で、ゆるやかに、しかし確実に進む高齢化。
かつて街を支えてきた世代の担い手不足。
そして「いざという時に、誰を、どこを頼ればいいのだろう?」という声なき不安も、確かに存在しています。
個人の善意や、これまでの素晴らしい地域活動だけでは、この大きな変化の波を乗り越えるのは、いずれ困難になるかもしれません。
もし、未来の「安心」を運や偶然に任せるのではなく、いまの私たち自身の手で、確かな仕組みとして築き上げられるとしたら?
これは、単なる新しい施設をつくる話ではありません。
制度やサービスだけでは埋めきれない“安心のすき間”。
それを埋める場所として、私たちは 『たぬきちビアレベース』 を立ち上げます。この街の未来に、持続可能で、すべての世代を支える「安心の土台」を築く。
その、確かな一歩を皆さまと共に踏み出す挑戦です。
『たぬきちビアレベース』とは
私たちがショッピングセンター「ビアレヨコハマ」の中につくる『たぬきちビアレベース』は、まちに暮らすすべての世代の「あったらいいな」を形にする場所です。
『たぬきちビアレベース』は、特別な人のための施設ではありません。
買い物帰りにふらっと立ち寄る、雨の日に子どもを連れて遊びに来る、仕事の合間に一息つく──。
理由はなんでもいい。
そこに行けば、誰かがいて、少し気持ちが楽になる。
まるで「第二の実家」のように、安心できる居場所です。
かつて、親戚や近所の人たちが集まり、お祝い事も悲しいことも、喜びも困りごとも分け合ったように。
『たぬきちビアレベース』は、その緩やかなつながりを現代の仕組みとして再生します。
ここは、買い物ついでに立ち寄れたり、子どもと雨宿りができたり、夕方に「ちょっと寄っていこう」と思える、まるで“第二の実家”のような拠点。そんな緩やかなつながりを、現代的な仕組みで再生します。

この場所でできること
子育て世帯に:「地域のもう一つのリビング・ダイニング」
雨の日でも安心して過ごせる居場所。栄養バランスの整った温かい食事を囲む。コミュニティキッチンで栄養ある食事を囲み、子どもは安心して遊び、親も笑顔になれる。親も子も笑顔になれる空間です。
学生・若者に:「挑戦のフィールド」
地域と関わり、イベント企画やカフェ運営に挑戦。エネルギーを未来を切り拓く力に変えられる舞台です。地域を舞台に、経験が未来につながる。地域の未来を担う学生・若者には、「挑戦のフィールド」を。 地域と関わりたい、何か面白いことを仕掛けてみたい 。そんな想いを秘めた若者たちが、イベントを企画したり、カフェ運営を体験したり 、そのエネルギーを未来への力に変えられる舞台を用意します。
シニア世代に:「生涯活躍の新しい舞台」
豊富な知識や経験を活かし、若い世代に知恵を伝える。役割を担い合うことで、安心のネットワークが広がります。アクティブなシニア世代には、「生涯活躍の新しい舞台」を。豊富な経験や知識を、まだまだ地域で活かしたい。趣味の教室を開いたり、若い世代に知恵を貸したり 。そして何より、ご自身の暮らしの「いざという時」を支える、確かな安心のネットワークを手に入れることができます。
地域の団体・企業に:「協働のプラットフォーム」
組織の壁を超え、連携が生まれる。発信力を強め、新しい価値を生み出す拠点です。孤立せず、協力しあえる仲間と出会える。活動を見える化し、共に新しい価値を創出できる。たくさんの人に知ってもらえる。地域で活動する団体・企業には、「協働のプラットフォーム」を。
素晴らしい活動をしているのに、組織の壁による連携の難しさや発信力の限界を感じていた皆様へ 。個々の力を結集し、相乗効果を生む「協働の拠点」が、これまで届かなかった層にアプローチし、より大きな社会的インパクトを生み出すことを可能にします 。
ビアレヨコハマ大倉社長メッセージ
「金沢区は魅力あふれる地域です。
緑豊かな自然、便利な都市機能、そして子育てにも優しい環境... 本当に素晴らしい場所だと思います。
私は、この金沢区が大好きです。
ですから、もっともっと良くしていきたいと考えています。
「どうすればさらに良くなるだろう」と、
いつも頭を悩ませています。
今までも地域の皆様と一緒に様々な取り組みをしてきました。
金沢区はもっともっと魅力的になると思っています。
とても大きな可能性を秘めています。
ひとりでも多くの住民の皆さんに役立つようなスペースになることを祈っています。
どうか、一緒に盛り上げていきましょう!
私たちの愛する金沢区の未来を、皆様と共に作り上げていけたら... そう願っています。
この街の未来を、運や偶然に任せるのではなく、確かな仕組みとしてみんなで築きたい。
そのための拠点が『たぬきちビアレベース』です。ここは、地域に暮らす誰もが“第二の実家”だと思える場所にしていきたい」
理想を描くだけでなく、すでに地域での活動を通じて芽吹いている実践を基盤に、確実に形にしていきます。


たぬきちビアレベース
いつでも、ふらっとお寄りいただけます。
※「ご予約」のない席に限ります。
ご予約でご利用になりたい場合は、「屋根のない長屋」住民登録が必要です。
飲食可、飲食持ち込み可です。お買い物の休憩やお待ち合わせ、おしゃべりにどうぞ!
地域にこんな活動をしている団体があるんだ!こんな活動をしている人がいるんだ!と、地域の力を可視化したいと考えています。
そんな団体さんや個人の方の活動を広く知っていただく場所として活用したいと思います。
利用しやすい料金体系を考えてみました。
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キッチンスペース
キッチンスペース料理をきっかけに交流が生まれる、開放的なキッチンスペースです。
基本的な調理器具・IH・シンクを完備し、ワンデイシェフ、ワークショップ、仕込み会、試食会、コミュニティの食卓づくりまで幅広くご利用いただけます。
小さなお子さま連れでも安心な動線と見守りしやすいレイアウト。後片付けがしやすい設備で、イベント運営の負担を軽減します。
(注意事項)
食品衛生上、提供・販売を伴うイベントは事前申請をお願いします。
油を使う料理・匂いの強い調理・長時間の煙が出る調理は制限があります。

テーブルスペース
木の質感が心地よいテーブルを中心に、会話と作業の両方がはかどるスペースです。
少人数の打合せ、企画会議、ワークショップ、勉強会、ボードゲームの交流など、手元を広く使いたいシーンに最適。資料を広げても余裕があり、視線が自然に集まるのでアイデア出しもスムーズです。
短時間の利用から半日の集中作業まで、チームの“考える・決める・まとめる”をサポートします。

ソファスペース
落ち着いたソファに腰かけて、リラックスしながら対話できる空間です。
初めての相談や面談、1on1、読書や原稿チェック、収録前後のブリーフィングや振り返りなど、静かに気持ちを整えたい時間に。
テーブルを囲む会議よりも、距離を近く自然体で話したい場面にぴったりです。小さなアイデア共有から深い対話まで、“ゆるく・濃く”を両立します。


カウンタースペース
上質なヒノキ一枚板を贅沢に使ったカウンター席。
やさしい木肌とほのかな香りが、気持ちを整え集中しやすい環境をつくります。
電源・Wi-Fi完備で、資料の最終チェックやメール対応、オンライン会議、学習・読書まで幅広く活躍。
ほどよいパーソナル感で短時間でもさっと使え、打合せ前の準備や収録・配信の待機場所としても便利です。
